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表示価格は 2013年当時の価格です

2010年の冬、 CRAZY HOUSEさんからヤマハFZSのコンピューターセッティングをと相談を受けました 
そこで調べてみることに

フルコンは ノーマルのECUを外して 別のECUで動かすこのECUのことです
MOTECが有名ですね ジェット用としてメーカーから発売されています。 その他ジェット用ではないですが、HALTECH、DTA、EMSなど いろいろな物があります しかし、FZSは電子スロットル、メーターはシリアル通信、で動いていますので 必然的にMOTECになります
電子スロットルを機械式に、メーターは動かなくても良い条件であれば ほとんどのフルコンで動かすことが出来ると思います

サブコンは ノーマルのECUの入出力信号を電気的に加工するECUでノーマルECUを外すことが出来ません
ジェット用に簡単な燃料調整が出来るものが出ているようですが価格が¥57000-
そこで わたしの専門分野の車のチューニングパーツを調べてみると TRUST e-manege Ultimateが使えそうです 
セッティングソフトは付属し 本体のみでデーターロガーとしても使えます  しかも価格は ¥65100-(本体のみ)これを使います  
ただし、レブリミッターは変更できません

Ultimateはよく出来ていて 点火時期、燃料噴射時間、加速時の燃料、点火時期その他いろいろな補正が入っています フルコンから点火時期の発信回路、基本噴射時間制御を省いたものといった雰囲気です
逆に これを別に作ればフルコンになる要素も持っています 

この企画は 私のブログにも掲載しております FZSのカテゴリーは→ 
まずは FZSを知ることからはじめます
ノーマルのFZSから 点火、噴射、クランクピックアップ、カムアングルなどの信号を拾います
オシロスコープの写真が ピックアップ、カムアングルセンサーの信号です これらの情報を元に実際に Ultimateでセッティングが可能であるか判断すると同時に どのような設定で行うのか 必要なインターフェイスは何が必要か などを決めます



製作中のシミュレーションや完成後にノーマルデーターを拾うために いちいちエンジンを始動するよりも ピックアップ、カムアングルセンサーの変わりに信号を出す パルス発生器をこの信号を元に作ります 
実際にエンジンを始動しても良いのですが エンジン回転は安定しているようでも電気的に見れば不安定な回転です これではシミュレーションが出来ませんので マイコンでパルスを発生させ 実際にエンジンが回転しているような信号をECUに送り いかにもエンジンが回転しているような環境を作ります
下の写真がピックアップパルス発生器と 作動中の動画です  


実際の組み付け

Ultimateは車用で 防水ではありませんので防水のBOXに入れます 配線の出口も防水のものを使用してコネクターも防水コネクターです このBOX選定、ケーブル、コネクターなど必要な配線本数などから選びますが 実際にどれが必要か、必要でないかなど 先に決めないといけません 後での変更は大変なことになります

仕様は
Ultimateで ブースト圧、温度、A/FをUltimate本体内蔵のデーターロガーで表示できること 可能であればノックセンサー表示
将来のチューニング状況で燃圧が不足することも想定して 燃圧の計測も視野に入れておく 
Ultimateは防水BOXの中ですから 表示LEDやロガースイッチはハンドル周りで操作可能であること
A/F計は INNOVATE LC-1を使用します

下の写真が ECU_BOXとハーネスの加工です
A/F計や モニターLED、スイッチなど一緒に組み込みましたので 50本くらいになりました


インターフェイスの製作

信号を調べた結果 そのままではうまく動かないような? と言うことで マイコン仕様のインターフェイスを作ります

INNOVATEのA/F計の説明書には 「バッテリーから直に電源を取らないでください! ACC電源から電源を供給してください」との注意書きが有ります クランキング中の電源から供給すると誤作動、故障などがあるようです
FZSはACC回路などありませんし スターターを回すと電源がONになりますから 結論はエンジン回転中のみA/F計の電源を入れます 700RPM以上でONです アイドリングが1000RPM以上ですから 実質的に回転中はONとなります

モニターLEDの運転席モニターも長い配線をエンジン周りを通りますから 本体にノイズが入らないように電気的に絶縁して作ることに!

点火コイル駆動にも問題が出てきまして 結局、イグナイターを作ることに! 

いろいろと問題が出てきましたが すべて解決しました! しかし、ECU_BOXの中は満タンになりました


ノーマルデーター取り

Ultimateは ノーマルECUの出力を加工します
噴射時間は ノーマル噴射時間*110%とか90%とか 点火時期はノーマルの点火時期+1度とか−1度とかになります
このように ノーマルの噴射時間、点火時期が分からないと 結局、実際の噴射時間、点火時期が分かりません
と言うことで ノーマルデーターを取ります 
写真は データー取りの様子です

Ultimateのトレース機能、データーロガー機能でMAPアクセス状況を表示させます ピックアップパルス発生器で回転数を決めて 圧力センサー、スロットルセンサー、温度センサーはそれぞれ変わりになるもの(可変抵抗とか)で固定して 噴射時間、点火時期のデーターを取っていきます

これをすることで メーカーが苦労して作ったセティングデーターや チューニングの方向性が見えてきます

フルコンなどをセッティングする場合でも ノーマルデーターがあればどんなに楽になるか! 何もない状態からセッティングされた方ならよく分かると思います

以下工事中